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(6)348-351

348 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/06/12(木) 02:41:24.28 O
前々スレ735あたりの続き
買い物の後、私は一旦家に帰って着替えてから愛斗の家に向かった。

―ピンポーン―


「はいはーい」

家の中からバタバタとした足音と喜々とした声が聞こえきたかと思うと、ガチャッとドアが開く。

「!!」
「ん?どうしたん?」
「どうしたって…愛斗、その格好」

出てきた愛斗の姿に思わず目を丸くしてしまった。
白地にイチゴ柄のついたエプロンを付け、伸び始めた髪の毛を後ろで結んで
まるで女の子みたいな愛斗がそこにいた。
むしろそこいらの女の子よりもずっとかわいい。

「ああ、これ母さんのなんや、俺持っとらんから。やっぱ変?」
「あっ、いや、変じゃないよ!というより似合ってる…かわいい」
「かわいいって言わんでよ。あんま嬉しくないがし」
「だってほんとに可愛いんだもん」
「だからやめってー」
「はいはい。フフフ」

少しむくれてる愛斗がさらに可愛くて、ついつい笑ってしまう。
そんな私を見てさらにむくれる愛斗。

349 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/06/12(木) 02:43:00.44 O
「笑わんでってば」
「ごめんごめん」
「まあええけど…。とりあえず入って。一通り準備してあるから」
「あ、うん。おじゃまします」

まだ少しすねてる様子の愛斗の後について家の中に入っていく。
ここにはいつも来ているのに、今日はなんだか緊張する。
愛斗の家に来てこんなに緊張するのは久しぶりだ。

「荷物ここに置いて」
「あっ、うん」

少しソワソワしながらリビングに行くと、ソファーの上にバッグを置くように愛斗に言われた。
言われたとおり置きながら私はキッチンの方に目をやった。
そこにはさっき買った買い物袋と、鍋などの調理器具がきれいに整理されて置いてある。
いつも愛斗のお母さんが料理してる場所。
あそこで料理するんだ…そう思うとさらに緊張が増してくる。

「どうかした?」
「えっ?いや、どうもしないよ」「そう?」
「うん、なんでもない」
「そう言えばガキさんはエプロン持ってきたん?」
「あっ、そうだ。持ってきたんだった」

動揺を隠すようにして自分のバッグからエプロンを取り出す。
黄緑と白のチェックに、私の大好きなキャラクターのついたお気に入りのエプロン。
ママと料理する時にはいつもつけてるやつ。

350 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/06/12(木) 02:49:54.18 O
「これでよし!っと」

エプロンをつけて、自分を奮い立たせるように小さくガッツポーズをする。
そして愛斗の方を向くと、上から下までじーっと眺めて愛斗がニコニコしながら言った。

「いいね、エプロン姿。かわいい」
「何言ってんのぉ」

ほんとに愛斗ってば…
愛斗の方がよっぽどかわいいから。
なんか完全に負けてる気がしてちょっぴり悔しい。

「だって本当にかわいいんやもん」
「ちょっ、やめてよ」

笑顔でサラッと言う愛斗の言葉に思わず顔が赤くなってしまう私
そんな私をニヤニヤしながら愛斗が指さして笑った。

351 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/06/12(木) 02:51:02.96 O
「ガキさん照れてるー」
「て、照れてないからぁ~」
「アヒャー!かわいいなぁ、ガキさん」
「だからやめてって言ってるでしょうがぁ」
「アヒャヒャ」

ムッカー!ピキピキィ!
人の反応見て面白がっちゃって。
余裕ぶってる愛斗がなんか・・ムカつく…。
なんで私こんなにいっぱいいっぱいになってるんだろう。
ほんとにいつも私ばっかり…悔しい。

「もう笑わないでよぉ」
「ガキさん顔真っ赤やよ」
「もういいからぁ!早く始めるよ!」

恥ずかしさをごまかすように愛斗から目をそらした私は、そのままスタスタとキッチンへと向かった。

「あっ、ちょっと待ってってば。ガキさん!」

そんな私の後ろを慌てた様子で愛斗が追いかけてきていた。


続く
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| 愛斗×ガキさん | 21:20 │Comment- | Trackback-│編集

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説明

イケメン・タカスレの小説まとめです
てけとーです
職人さま方に感謝!

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