[PR] 賃貸住宅

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- │Comment- | Trackback-│編集

(4) 282-285

282 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/26(月) 03:15:11.19 O
それは10年前以上のある日の約束

「ねえ里沙ちゃん」
「なあに?愛斗くん」
「あ、あのね、えっと、大きくなったらね」
「うん」
「大きくなったら、ぼっ、ぼくとっ」
「なあに?」
「ぼくとけっ、けっきょんしてくりゃしゃい!」
「けっきょん?」
「あっ、えっと、えっとー」
「フフ…いいよ。約束ね」
「ほんとに?」
「うん、約束。愛斗くん指切りしよう、はい」
「う、うん!」

「「ゆーびきーりげーんまんうっそつーいたーらはりせーんぼんのーます」」

「「ゆーびきった!」」

283 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/26(月) 03:16:45.47 O
あれから十数年――幼稚園の卒園アルバムを見る二人

「そういえばさ」
「何?」
「昔ガキさんと結婚の約束したよな」
「あーしたねしたね。…プハハッ」
「何笑っとんの」
「いやだってさあ、あの時の愛斗『けっきょんしてくりゃしゃい』って相当噛んでたよねぇ」
「あっ、あん時は緊張してたんだよ!」
「愛斗のそういうところ変わんないよねぇ。肝心なところで決められないっていうかさぁ」
「なんやのそれ、今はそんなことないで」
「そんなことあるよぉ」
「そんなことない!証拠見せてやる!」

284 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/26(月) 03:18:28.07 O
そう言うとぐっと里沙の肩をつかみ、瞳をまっすぐ見つめる愛斗

「ちょっ、ちょっと愛斗…」
「ガキ・・里沙ちゃん!」

「これからもずっと俺と一緒にいてほしい」
「愛斗…」
「ほんで、いつか俺と、俺と―」
「けっきょんしてくりゃさい!!・・・・・・あっ!」

「やってもうた、ビシッと決めるつもりやったのに…」
「・・・・アッハッハッハッ」
「なに笑っとんの」
「だって…おかしくて。やっぱり愛斗って、変わらないよねぇ。アハハッ…ハハッ…」

「なんやの、そんな泣くほど笑わんでもええやんか。俺は真剣やのに。もうええわ!」

すねて背を向けてしまった愛斗
そんな愛斗の背中に里沙はそっと顔を埋め、後ろから抱きしめた

285 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/26(月) 03:20:34.57 O
「愛斗、ごめん。こっち・・向いて?」
「…」
「泣いてるのは、おかしいからじゃないよ…嬉しいからだよ…」
「えっ?」

里沙の言葉に愛斗がゆっくりと振り返ると、里沙が顔を真っ赤にしながらも、まっすぐ愛斗を見つめた

「あの頃と変わらない愛斗が、愛斗の気持ちが、嬉しいから。…あたしの気持ちも、あの頃と変わらないよ」
「ガキさん…」
「ってもぉ~限界!恥ずかしい…あたし何言っちゃってんだろう」
「ガキさん!」

思わず愛斗は里沙をきつく抱きしめた
なんでこんなこんなにも愛しいんだろう

「ちょっ、ちょっと苦しいよぉ、愛斗」
「あっ、ごめん。」
「ねえ愛斗」
「ん?」
「指切りしよっか?あの頃みたいに」
「おう」

「「ゆーびきーりげーんまんうっそつーいたーらはりせーんぼんのーます」」
「「ゆーびきった!」」

指を離した2人は目を合わせて照れくさそうに笑いあった後、ゆっくりと唇を重ねる

なんだかしょっぱくて、でもとても温かいキスだった


おしまい
スポンサーサイト

| 愛斗×ガキさん | 19:31 │Comment- | Trackback-│編集

| main |

説明

イケメン・タカスレの小説まとめです
てけとーです
職人さま方に感謝!

メールフォーム

name:
message:

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。