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(3) 340-344

340 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/21(水) 19:55:26.96 0
 
「雨、止まないね」
「今日ずっと雨って天気予報の人が言ってたな」
「あーあ。外で遊びたかったぁ…」

愛斗の部屋で里沙は窓を見ながら残念そうに呟いた。
窓の外には夜から降っていた雨が、尚も雨足を強めている。

「そんなに外行きたかったの?」
「だってせっかくの休みなのにぃ」
「明日も休みじゃん」
「それはそうだけどぉ…でも…」
「なに?」
「…愛斗とデートしたかったんだもん」

その言葉に愛斗は隣の里沙を見るが、里沙の視線はさっきからずっと窓の向こうを見ている。
愛斗はそんな里沙を後ろから優しく抱き締めた。

「なによぉ」
「たまにはいいじゃん。家でのんびりするのもさ」
「…でもつまんないじゃん」
「俺といるのがつまんないのかよ」
「違っ…そーじゃなくてぇ!」
「じゃなんだよ」
「何にもすることがないと退屈じゃない?」

里沙は愛斗にそう言うと、そのままベッドに腰掛けた。
 

341 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/21(水) 19:55:48.16 0
 
「ずっとテレビとかマンガ読むだけとかって時間がもったいないじゃん」
「ガキさん」
「ん?」

愛斗は里沙の隣に座ると、里沙の目を見つめた。とても真剣に。

「あるじゃん、すること」
「な、なによ」
「俺と、イチャイチャすること」
「なっ!?何いきなり!!」
「これってすげー大事なことじゃね?」
「バカなこと言わないで!!」
「なんでだよ。大事じゃんか」

愛斗はいたって真剣だ。冗談なんか言うはずもない。

「ガキさんはしたくないの?」
「な、なにを?」
「俺とキスとかしたくない?」

そんな質問をされても、と里沙は困ってしまう。
答えるのが恥ずかしいのだ。
まるで、自分が愛斗とキスをしたがってるような気がして。
 

342 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/21(水) 19:56:12.80 0
 
「どうなの?」
「…し、したいよ?したいけどさ…」
「なに?」
「あ、愛斗こそどうなのよぉ」
「俺?」
「うん…」
「俺はしたいよ。いっぱい。一日中しててもいいくらい」
「…えっち」
「しょーがないよ、ガキさんのこと好きなんだもん」

聞いてて恥ずかしいセリフを愛斗はさらっと言ってしまう。
里沙は顔が真っ赤だ。
何回「好きだ」と言われても、一向に慣れない。

「テレんなって」
「…むり」

恥ずかしさから顔を俯いたままでいると、愛斗に顎を持ち上げられてキスをされた。
唇はすぐに離れたが、そのまま至近距離で見つめられる。

「いっぱいちゅーしていい?」
「…き、聞かなくていいから」
「いいの?ほんとにいいの?」
「…ん」
「じゃあ、する」
 

343 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/21(水) 19:56:36.08 0
 
言い終わると同時に唇が塞がれる。
噛み付くようにキスされて、里沙の口内に愛斗のそれが入ってくる。
里沙のそれを乱暴に絡め取られて、吸われたり噛まれたりされると正直、訳が分からなくなる。

「ん……ふっ……」

ただ、漏れ出る自分の吐息などがすごくイヤラシク聞こえて。
愛斗にも同じように聞こえてるかと思うと、里沙はますます顔に熱が集まった。

「…ん、どした?ガキさん…」
「……」

里沙は愛斗から唇を離した。愛斗は不思議そうに里沙を見る。
だが里沙は下を向いたまま目を合わせない。

「…怒ったの?」
「……」
「ガキさん?」
「…愛斗ばっかり、ズルイ」
「え?…ちょ、うわ」

里沙は愛斗を睨むとそのまま押し倒してキスをした。
さっきまで愛斗にされたことを、やり返す。
愛斗にされてばっかりじゃ悔しい。女の子だって、やる時はやるのだ。

「ん…」

気が済むまでキスをすると、里沙はゆっくりと唇を離した。
急激に恥ずかしさが込み上げてくる。
里沙は少し、いやかなり先ほどの行為に後悔した。
 

344 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/21(水) 19:57:08.74 0
 
「ご、ごめん…」
「……」

気まずさに耐えられず里沙が謝ると、愛斗は何も言わずに里沙を見た。
怒ってはなさそうだが、表情からは何も読み取れない。
里沙はそのまま愛斗から離れようとしたら、逆に抱き締められてしまった。

「…ガキさん」
「あ、あの…今のごめんね。イヤだったよね…」
「ガキさん」
「え?な、なに?」
「もっかいして」
「えぇ?」
「イヤじゃないから。つかすっげー嬉しい」
「あ…そ、そう」
「だからもっといっぱいしてよ」
「い、いっぱい…?」
「ガキさんの好きなようにしていいからさ」
「…イヤじゃないの?」
「全然。俺も好きなようにするし」
「そ、そっか…」
「もぅ今日はずっとちゅーだけしてような」
「え、ほんとに?」
「うん」


ま、たまにはこんな日も悪くはない。



―おしまい―
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| 愛斗×ガキさん | 21:15 │Comment- | Trackback-│編集

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説明

イケメン・タカスレの小説まとめです
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