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(2) 365-361

356 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:08:55.46 0



「明日さ、遊びに行こうよ」
「いいよー。どこに行くの?」
「ガキさんはどこに行きたい?」
「あたしは…ディズニーランドかなー」
「お、いいねぇ」
「でしょー」
「じゃ決まりだな。何時にする?」
「朝の10時くらいになったら、愛斗んち行くね」
「おう」





357 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:09:19.87 0


―ピンポーン―



「あら里沙ちゃん、おはよう。朝早いのね」
「おはようございます。愛斗君いますか?」
「いるけど…まだ寝てるかも」
「あー…そうですか」
「どうぞ?中入って。愛斗のこと起こしてあげてくれる?」
「いやっ、私そんな…」
「いいからいいから。宜しくね?」
「はぁ…」

母親にそう言われたので、里沙は家に上がり愛斗の部屋に行った。
只今の時刻、AM8:45
約束の時間よりだいぶ早い。
部屋の前までくると、一応控えめにノックはしたが、当然返事はない。
愛斗はまだ寝てるらしい。

「おじゃましまーす…」

静かにドアを開けて、小さな声で言う。
ベッドに目を向けると、愛斗が寝ていた。


358 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:09:42.67 0

「…どうしよう」

部屋の主がまだ寝ているので、何もすることがない。
かといって無理矢理起こす訳にもいかず、里沙は困ってしまう。

「まだ寝てる…よね」

そろそろとベッドの側まで行き、愛斗の顔を覗きこんだ。
まだあどけないその寝顔は、もはや女の子といっても通じそうなくらいだ。

「…かわいい顔しちゃって。ズルイなぁ」

里沙は無防備な愛斗の寝顔を残しておこうと、携帯を取り出し、写メを撮った。
普段ならそんなに気にならないシャッター音も、静まりかえった部屋ではけっこう響く。

「…ん…」
「あ、起きた?」

その音に愛斗が起きてしまったようだ。
里沙は慌てて携帯を鞄にしまう。

「ガキさん…?」
「あ、起こしちゃってごめんね」
「ん…。え、俺寝坊した?」
「ううん、してないよ。あたしが勝手に早く来ただけだから」
「そっか…」

愛斗は起き上がると里沙の手を引いてベッドに引き寄せた。


359 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:10:33.51 0

「え、ちょっと。愛斗?」
「…おはよ」
「お、おはよ…」
「ん~、眠い」
「まだ寝てていいよ?あたし一回家帰るから」
「ヤダ。離れたくない」
「えぇ?もぉ…」

寝起きなせいか、いつもより若干甘えがちな愛斗。

「ガキさん」
「ん?」
「寝よ?一緒に」
「え、うそでしょ」
「ほんと」

言うなり愛斗はベッドに寝そべった。
どうやらまだ眠いらしい。
来い来いと、手招きして里沙を呼ぶ。

「変な事しないよ」
「なっ…当たり前でしょーが!」
「服。そこにあるから着替えてね」

愛斗はクローゼットを指さすと、そのまま目を閉じてしまった。
また一人になってしまった里沙は、どうしようか悩んだが、
愛斗の言う通り、着替えをしてベッドに潜り込んだ。


360 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:10:57.84 0

「ガキさんだぁ」
「ちょっとだけだからね?」
「うん」

愛斗は里沙がベッドに入ってくるとそのままギュッと抱き締める。

「ガキさんあったかい」
「愛斗のがあったかいよ」
「一緒に寝るの、ちっちゃい頃以来だ」
「そだね…」

さすがに今はちっちゃい頃とは違う。あの時みたいに眠ったりは出来ない。
わかってはいるけど、やっぱり少し緊張してしまう。

「変な事しないって」
「…わ、わかってるよ」
「ガキさん」
「なによ」
「…キスも、変な事?」

ふいに顔を覗きこまれる。正直この上ないくらい恥ずかしい。
愛斗を見ると、もう眠気なんか無いんじゃないかと里沙は思う。
答えだって、一つしかない。


361 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2008/05/10(土) 15:11:19.47 0
「…変じゃないよ」
「それはシてもいいって事?」
「う、ん」

そう言うと、愛斗は里沙の顔を両手で優しく包む。
思ったより熱い手のひらに里沙は瞼を閉じる。
何度か唇を合わせた後、また愛斗に抱き締められた。

「ヤバイっす」
「なにが?」
「ガキさんが好きすぎて、ヤバイ」
「なによそれぇ」

愛斗は里沙の髪を撫でながら、里沙の顔の色んな場所にキスをする。
里沙は黙ってそれを受け入れていた。
ベッドの中が、2人の体温でとても心地良い。
早起きをした里沙に、だんだんと睡魔が襲ってくる。

「…愛斗。あたし、眠くなってきちゃった…」
「ん。寝ていいよ」
「…あとで起こしてね…?」
「大丈夫だよ。おやすみガキさん」

ぽんぽん、とまるで赤ん坊にするように背中を叩かれ、里沙はすぐ眠りに落ちた。
愛斗も里沙の寝顔を見ていたが、誘われるように眠りについた。



まぁ、それでも先に起きた愛斗にしっかりと寝顔を撮られたんですけどね。


―おしまい―
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| 愛斗×ガキさん | 01:41 │Comment- | Trackback-│編集

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説明

イケメン・タカスレの小説まとめです
てけとーです
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